『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演を果たした高畑充希。女優道をまっしぐらに突き進む彼女に「あこがれの女優像」を直撃! 今、最も注目を集める実力派女優がキラキラとした瞳で語る展望は、動画をチェック。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました
高畑充希インタビュー

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインとして、お茶の間に爽やかな風を届けている女優・高畑充希。大人気作家・有川浩のミリオンセラー小説を映画化した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で、いよいよ映画初主演を果たす。仕事もプライベートもうまくいかないOLのさやかが、お腹を空かせて動けなくなっている男性・樹を“拾った”ことから始まる、胸キュン恋愛ストーリーだ。

──キャリア11年目にして、映画初主演を果たしました。オファーが来たときはどのような心境でしたか?


「ついに来た!」と思いました。自分では、主演にはあまり向いていないと思っていたので、「どうしよう…」って(笑)。思ったよりも早いなという印象もありました。プレッシャーもありましたし、主演ということよりも、登場人物が少ないということにプレッシャーを感じて。ほぼ二人しか出てこない物語なので、「この映画は、主演の私たち二人にかかっている」という責任感がありました。


高畑充希

──プレッシャーはどのように乗り越えましたか?


現場の空気感に、とても助けてもらいました。主に二人しか出ていないからこそスタッフさんと密に過ごしていて、ものすごくチーム感がありました。実は撮影期間は、私と岩田(剛典)くんのお互いのスケジュールが合う日がとても限られていたので、あまり眠れないくらい時間がなかったんです。

今日中にこのシーンは撮らなければいけないという状況も多く、普通だったらスタッフさんたちもピリピリしてもおかしくない状況で。それでも今回はまったくピリピリしなくて。むしろ、ラブシーンでは、現場全体がキャーキャーいってくれていて(笑)。恥ずかしくなるようなシーンで、現場のみなさんがカップルとして私たちを盛り上げてくれたので、なんとか乗り切れました。出来上がった作品を観て、そんな現場の空気感が滲み出た、すごく優しい映画だなと思いました。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました

──主人公のさやかは、樹を“拾う”という女性。ある種の積極性も感じますが、ご自身と似ている部分はありますか?


全然ないんです。年齢が上がるにつれて、まったく積極的ではなくなってしまって(笑)。たぶん、初恋のときが一番、積極的だったんじゃないかと思います。それから徐々に積極性は下がる一方ですね。

初恋は幼稚園の頃です。その頃は、好きな子に対して、ちゃんと「好き」っていう顔をしていたと思います。今は、好きだなと思っても、「好きじゃないですけど」みたいな顔をしてしまう(笑)。相手には好意を感じてほしいけど、周りには感じてほしくないと思ってしまったり…難しいですね。器用にはできないです。


植物図鑑 運命の恋、ひろいました

──相手役の樹を演じた岩田剛典さんとは、さやかと樹の関係性をどのように作っていきましたか? 心がけたことがあれば教えてください。


コミュニケーションはすごくとるようにしていました。撮影の初日はロケでしたが、お互いに緊張していて。早く距離をつめなければと思って、お互いに「どう出るか?」と様子を探っていたかもしれません(笑)。

外の撮影という開放感と、岩田さんが私の想像よりもずっとのんびりしていた方だったこともあって、すぐに打ち解けることができました。岩田さんには、もっと「EXILE!」というイメージがあったんです。以前、テレビ局の廊下で、歌い終わって汗だくのEXILEさんが息を切らしていらっしゃる横を通り過ぎたことがあって。そのイメージだったんですね(笑)。

でも今回の現場で、岩田さんは樹役に徹してくれていたので、終始のんびりした空気を纏われていました。岩田さんからマイナスイオンが出ていたようで、リラックス効果があったように思います。現場ではみんなに「王子」と呼ばれていました。

高畑充希

──朝ドラの撮影も続き、お忙しい日を過ごしていることと思いますが、リラックスしたり、日常のリズムを保つために大事にしていることはありますか?


“食”を大事にしています。一週間に1日は必ず、「おいしいものを食べる日」を設定して、そこに向かって頑張る!人参を前にした馬みたいですね(笑)。今、終わりがなかなか見えない現場にいるので、そういうことがとても大事で。毎週ご褒美を作って、一度リセットするようにしています。

『植物図鑑』を撮影しているときは、舞台の稽古も同時に行っていました。蜷川(幸雄)さんの舞台だったので、なかなかキビしくて。『植物図鑑』が、私にとって癒されるご褒美のような場所になっていました。


スタイリスト:大石 裕介(DerGLANZ)
ヘアメイク:市岡愛(ピースモンキー)
テキスト:成田おり枝
コーディネート:國方麻紀


<映画情報>
■■■動画ありの記事はブラウザから↓■■■

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
6月4日(土)全国ロードショー
http://shokubutsu.jp/

★高畑充希インタビュー後編は6月7日掲載予定。