玉木宏が語る、これからの俳優人生│後編

2016.05.31

映画『ウォーターボーイズ』(01)で注目を集めて以来、映画・ドラマ・CMと多岐にわたる舞台で活躍し続ける玉木宏。最新主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』では、「探偵が趣味」のIQ300超の天才脳科学者・御手洗潔を華麗に演じる。そこで、本作でヒロイン役を演じた広瀬アリスとの共演の感想やハマっている趣味を聞いた、玉木宏インタビュー後編をお届け!

探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海

──映画オリジナルキャラクターのヒロイン・小川みゆき役を演じられた広瀬アリスさんとの共演の感想は?


初めてお会いしたんですけど、見た目の女性的なキレイさとは裏腹に、体育会系の芯のある女性でしたね。ストイックな部分もあったり、周りに気を遣うような繊細さも持っていたり、すごく真面目な方でした。御手洗という役は周りを振り回しますが、広瀬さんも彼女が演じた役もわりとそれに臨機応変に対応する能力がある人だと思います。

──御手洗は脳科学者ということで、専門用語を含んだ長台詞が多かったですね。


台詞の量ということではなく、その台詞の内容をどう消化させるかということに照準を置きました。どれくらいのさじ加減で謎解きをするのかというのが台本を読んだ時から難しいなと思っていて。御手洗は「趣味が探偵」と言っているくらい謎解きをすることが楽しみな人ですから。ただ解決するだけなら自己満足でいいと思うんですが、それを人に伝える際に発する言葉は全部説明台詞で、それを楽しそうに言うのもおかしいし、犯人を追い詰めるように言うのも彼らしくないし、心理学を学んでいるが故に、犯人を追い込まない優しさを持っている人だから…というところを全部含ませながら、臨みましたね。

──御手洗は「趣味が探偵」ですが、玉木さんがハマっている趣味は何ですか?


趣味は写真なんですけど、最近はそんなに撮っていないですね。ハマったきっかけは、もともとアンティークのカメラを買って飾っていたんですけど、いざ撮ってみようと思ったらものすごく難しくて。「ローライフレックス」という縦型のカメラなんですけど、難しさにストレスを感じてもっと簡単に撮れるカメラはないかなと思って、「キャノン F-1」という一眼レフカメラを買ってそこからですね。

玉木宏

──仕事上は写真を「撮られる」ことが多いかと思いますが、自身も写真を「撮る」側になったことで、「撮られる」際に何か変化はありましたか?


画角に自分が入るように意識をするようになりましたね。ちょっとしたアングル次第で、表情だったりニュアンスだったり与える印象は全く変わってくるので、どっち向きにどう見せるかというのは考えるようになりました。芝居をしている中でも、カメラマンはどういう絵を欲しているのかという空気を読むようにして、それを把握するようにしていますね。

──今年36歳を迎えられましたが、20代の頃と比べて、仕事や人生についての考え方は変わりましたか?


20代の頃は早く30代になりたかったけど、結果的に何が変わったのかは30代になってみてもよく分かっていないですね。20代は同世代のライバルが多かった時期で、30代に入ってからは自然と自分のカラーが確立してきて、楽になりました。いただく役の振り幅も広くなったし、変な焦りはなくなりましたね。俳優としてやっていく中で、これから先のことを考えたら、30代は20代よりももっと大事にな基盤になる部分だと思うので、今こそ色々な役柄や作品に触れておくべき時期だと思います。


<映画情報>
探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海■■■動画ありの記事はブラウザから↓■■■

『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』
6月4日(土)全国ロードショー
(C)映画「星籠の海」製作委員会
mitarai-movie.jp


取材・テキスト:國方麻紀

★玉木宏インタビュー前編はコチラ

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PROFILE

玉木 宏(たまき ひろし)

俳優。1980年1月14日、愛知県生まれ。映画『ウォーターボーイズ』(01)で注目を集め、テレビドラマ「のだめカンタービレ」(06/CX)で人気を不動のものとする。主な映画出演作は、『真夏のオリオン』『MW―ムウ―』(09)、『大奥』(10)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(11)、『すべては君に逢えたから』(13)、『曹操暗殺 三国志外伝』『幕末高校生』(14)、『神様はバリにいる』(15)等。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(15–16)で人気を博している。

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